人工授精・体外受精を先送りにした方へ
こんにちは
院長の鈴木です
(*^^*ゞ
今回の新型コロナウイルスの影響で
ゆとりの患者さまでも
この春、人工授精や体外受精をしようと思っていた方が
何人も先送りにするという決断をされました。
ひとことで『先送りにする』といっても、
その数カ月~1年というのは
若い人たちとは違うわけで。
本当に涙が出るほど辛い決断だということ、
そして、そういう方たちが大勢いらっしゃるということを知っていてください。
34歳以降は高齢出産といわれ、
30代後半~40代の方は
本当に苦渋の決断だったと思います。
先日、ある患者さんと色々と話しました。
この患者さん(Kさん)は、ベビ待ち中で一生懸命カラダ作りをしていらっしゃる方です。
もともと、子宮後屈があり、両側の卵管閉塞もあります。
これだけ聞いて同じベビ待ちの方は
『大変だなぁ💦』
って思いますよね。
年齢的にも現在37歳ということで、
「のんびりと…」
と、いう気持ちに当然なれるわけもなく…
そして、今回のこの新型コロナウイルス…
今春、予定していた採卵も諦めることにしました。
( ;꒳; )
Kさんがご主人と話し合っても、
『Kのしたいようにすればいいよ。』
と、Kさんに委ねてくれる。
Kさんの気持ちを優先してくれているのも分かる。
けど、でも……
なんだか、Kさん独りで抱えなくてはいけない問題のように感じました。
体外受精であっても夫婦二人の問題なのにね。
Kさんは、ものすごい孤独を感じているようでした。
Kさん)
「ダンナは、
『(採卵について)したいようにすればいいよ』っていうけど、
私はもっとちゃんと(ダンナに)考えてほしい。
話し合って決めたいのに…
なんか、全部私任せで…
私と結婚しなかったら順調に子宝にも恵まれただろうし、
こんなに出費もなかっただろうし…
って、いろいろ考えちゃって…
前は同じ妊活している仲間がいたけど、
その子も赤ちゃんできちゃったし、
北川景子 好きだったけど、妊娠したってニュースでみたら
『ケッ(`_´)』
ってなっちゃうし(苦笑)
そんなふうに思うから私のお腹には赤ちゃん来ないのかな?
。゜(´∩ω∩`)゜。
とか…………
もう、いっぱい考えすぎて頭の中ぐちゃぐちゃで…
誰かに話したくても誰でもいいって話でもないし、
ダンナには分かってもらえないし、
もう、……誰にも話せなくて。。。。。。」
私)
「そっかぁ…。そうだよね。。。
そう思っちゃうよね。。。
そう思っちゃうことを悪いなんて思わなくていいよ。
みんなそんなもんだよ。
そういうときは、私に連絡くれればいいのに。
そのために、カラダ作りしている人達とは繋がっているんだよ。
ただ、
『ごめん!いまからお風呂だからちょっと待ってて!』
は、あるかもだけど(笑)」
って、こんな話をしました。
Kさん、わかるよ。
その気持ち本当にわかる。
(´ー`*)ウンウン
男と女は難しいよね。
だって、
XXの染色体と
XYの染色体なんだもん。
明らかに違うんだもん(笑)
片や完全体、片や不完全体
(なんて言っちゃ怒られるか(笑))
男も女も女からしか産まれてこない。
子供を産むことができるのは女だけ。
<(*¯꒳¯*)>
だから、
「わかってよ!」
は、通じない(笑)
そういう生き物だ。
別の生き物だ。
そう思って!(笑)
で、男はおとこで
『おまえ、俺のことわかってねーなぁ。分かれよ!』
って、言ったりするけど
分かるわきゃない(笑)
だけどね、
こころとカラダが健康であればあるほど
この男女の関係は良好になるのよ。
パートナーに対して文句や愚痴ばかりになるのは皆いやだよね。
そうならないためには
お互いが健康でなくてはならない。
不調があるから
ケンカになるし、相手の言うことを素直にきけない。
だから、
カラダ作り✨
愛する人とこれからも仲良くいるために❤
(*´ω`*)
そして、
こんな時だからこその
カラダ作り
(p`・ω・´q)
採卵・体外受精
先送りにしたくてしたわけじゃないんだよね。
だったら、ここでしっかりこころとカラダ立て直そう。
(๑•̀ㅁ•́ฅ✧
そして、ダンナよ
(Kさんよ、これを是非ダンナに見せてやってくれ)
運動ばかりがカラダ作りじゃないのよ。
こころにも目を向けてあげないとね。
パートナーがかわいそうだよ。
身心一如(しんじんいちにょ)
って言葉があるんだけどね、
こころとカラダは分けることのできない、ひとつのものであるという考え方
そして、WHO(世界保健機構)でいわれている健康の定義は、
「完全な肉体的、精神的、及び社会的福祉の状態であり、
単に疾病又は病弱の存在しないことではない」
つまり、カラダもこころも大切なわけよ。
ただでさえ、婦人科の診察はイヤなもの。
なのに女は頑張っているんだよ。
不妊治療は更に大変なんだ。
これまで味わったこともない痛みを伴うんだ。
考えてごらんよ、
陰部を他人に見せるんだ。
見せたくないのに。
(勝手に台が開くんだ!!)
そして、男には分からない痛みを女は山ほど超えてきているんだ。
そりゃ、こころも病んできてしまうよ。
それ以外に、家事や育児、舅姑のことも色々あるんだから
だから、ダンナよ
あなたが健康なら
もう少し病んでるパートナーに寄り添ってほしい。
(>人<;)
そして、これを読んでくれているあなた、
誰にも話せないことは
ゆとりで話そう。
ここは、
あなたにとって
安心・安全な場所。
(*´╰╯`๓)
自分だけでいろいろ抱えてしまっている方
ゆとりに来てみて❤
(≧∇≦)
ゆとり院長は
口は悪いがヒトはいいゾ(笑)